石の学習会

石の学習会01

石の学習会02

【開催日】平成22年8月5日
【主 催】賢治街道を歩く会
【共 催】奥州市立人首小学校PTA・木細工小学校PTA・米里振興会

宮沢賢治が幼い頃、石っ子賢ちゃんと呼ばれていたこと、そして、賢治が二度も地質調査のために米里を訪れていることに因んで、子供たちに米里の地質や石の成り立ちを少しでも知って欲しいという願いで、「石の学習会」を開きました。区内3校から児童、保護者、会員、小学校の先生方34名が人首川で石っ子拾い・砂金採りを行いました。
8時地区センターに集合し、かつて高校で地学を教えていた原子内先生(賢治研究家)を講師に、石について1時間ほど学習しました。その中で、地元の人からお借りしたモリブデンを含んだ石、金鉱石、餅鉄も紹介されましたが、子供たちは磁石に反応する餅鉄に感動していました。その後、行く予定だった中沢・山大畑は前夜の大雨で増水し危険なため、人首川の上流殿界橋(木細工と二股の中間)の下で石っ子拾いをしました。金鉱石や餅鉄を見つけては、大喜びしていました。その後の砂金採りでは残念ながら、誰も見つけることはできませんでしたが、事前に金鉱石を地元の人から提供していただいていたので、それぞれにプレゼントしました。これにも大喜びで、帰宅後、必死に砕いていた児童がたくさんいたそうです。数名の大人は初めから砂金採りに夢中でした?また、地区センターに戻り、拾った石に名前をつける作業では、夏休みの課題のこともあってか、真剣そのもので、終了後も先生はその対応におおわらわでした。なお、餅鉄も地元の方からこども達の分を提供していただいたので、一人に1個プレゼント。石っ子拾いをしているときに、「あっ、石英だ。」「餅鉄だ」というこども達の声を聞いて、やっただけのことはあったのかなと思いました。

林洋子 薩摩琵琶一人語り

林洋子薩摩琵琶一人語り01

林洋子薩摩琵琶一人語り02

林洋子薩摩琵琶一人語り03

【開催日】平成22年6月6日
【会 場】自徳寺(奥州市江刺区米里)
【出 演】林洋子

「林洋子 薩摩琵琶一人語り」(宮沢賢治作品の一人語り)が自徳寺で行われ、200名もの人達が琵琶の弾き語りを堪能しました。お寺の本堂での一人語り、更にロウソクの灯りとスポットライトだけということもあり、とても幻想的で素晴らしい会になりました。地元の小学生もスタッフに加わり大活躍でした。昨年度水沢で同じ会を主催した浅倉牧子氏・西川桂子氏にいっしょに活動を進めていただいたことが、大成功につながったと思います。
益金(35,280円)については、人首小学校・木細工小学校に宮沢賢治作品集中・高学年用を7月13日に寄贈。

種山ケ原の山開き

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種山ケ原の山開き02

【開催日】平成22年6月6日

種山ケ原の山開きで、会長・事務局長が賢治の森までのピクニックの案内。春ゼミが鳴き、まさに晴天の高原を子どもたちと満喫。木細工小学校の「種山太鼓」の演奏もとても素晴らしいと思いました。

旧五輪峠整備

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旧五輪峠整備02

【開催日】平成22年6月5日

長年誰一人通ることがなかったため、松の木の倒木が多く、笹薮のため素人の私たちには大変でしたが、宮沢賢治・柳田國男・佐々木基善・河東碧悟桐が歩いた道を拓け」を合言葉に雨の中、15名のサムライが頑張りました。近いうちに五輪塔が元の位置に新しく建つといううわさがあります。
2回目の整備事業を8月に実施します。この街道はマムシの宝庫ですので、ご注意を。熊除けの鈴は忘れずに!すでに、岩大の先生と学生が歩いたという話が事務局に伝わってきました。

河東碧悟桐「人首と 書いて何と読む 寒さかな」明治39年