10月30日(日)今年度4回目の街道作りを行い、ついに念願の旧五輪街道が完成しました。
地元大内沢地域あげての協力に感謝します。これまでこの取り組み参加していただいた皆さん本当にありがとうございました。
第3回「星めぐりの旅」
【開催日】平成23年8月20日
取り組みが不十分だったため、参加者は子供9人大人10人と非常に少ない人数での旅になりました。
曇り空の中、奇跡を信じながら午後4時地区センターを出発。人首小学校の校長先生が見送りに来てくれました。種山ケ原の星座の森に着くとキャンプ場やキャビンに宿泊する人がいっぱいで、夕食の準備中でした。
着くとすぐ記念撮影。教育振興会長千葉さんの「風の又三郎」になったつもりでの要望に応じてブロンズ像と同じポーズを。なかなかみんな素直!
今年もテーマは「七夕ものがたり」で、宮沢賢治作詞作曲「星めぐりの歌」で始まりました。原子内先生から「星めぐりの歌」にでてくる星座についてお話があり、毎回参加の子供にはよく理解できたようです。
しかし、空は少し青空が見えるものの、一向に晴れる気配はない。それでは、心を晴らそうとみんなで「フルーツバスケット」のゲームをしました。楽しいひと時の後、夕食。いつものようにおにぎり2個とお茶でしたが、遊んだ後のためか、「とてもおいしかったよ!」(1年生高橋愛結ちゃん)と言ってくれました。
奇跡は起きませんでした!結局、奥州宇宙遊学館の「星フェスタ」で7時半から「はやぶさ」の映写会があるということで水沢に直行。残念ながら「はやぶさ」は機械の調子が悪く見ることはできなかったのですが、「夏の星座」の映像を見ることができ、原子内先生のお話の復習ができました。宇宙遊学館の前で、望遠鏡の展示販売所があり、みんな時間いっぱいまで釘付けでした。種山ケ原で星空を見ることはできませんでしたが、とてもいい「星めぐりの旅」になったと思います。自己満足?参加してくれた皆さんありがとうございました。来年こそ種山ケ原で星を見ようね!
「タネヤマアピール」碑建立
【開催日】平成23年7月26日(火)
7月26日(火)建立実行委員会の方々約40名(韓国1、四国2、関東10、長野2etc)が種山ヶ原に集い、星座の森に「タネヤマアピール」碑を建立しました。地元ということで除幕式に会長、事務局長が招かれ、出席しました。宮沢家からは清六さんのお孫さん宮沢和樹さんも来賓として出席しておられました。
会員の皆さんは、賢治愛好家だけに、心は子供のような純真さを持ち続けている方々で、とても素晴らしい集団に出会ったような気がします。
タネヤマアピール「世界に灯を」
イーハトーブ村憲章
あらゆるもののいのちはひとつ
ここは森と銀河とのまつり
剣舞戦士の郷、種山高原である
罪や、かなしみでさえ、
そこでは聖くきれいにかがやいている
まずもろともに
かがやく宇宙の微塵となりて
無方のそらに散らばろう
グスコーブドリ大学校
平成23年7月27日
五輪街道整備事業
【開催日】平成23年7月24日 午前8時〜12時
24日(日)連日暑いのに何故か凌ぎ易い。神様が気を遣ってくれたのでしょう!
前日雨が降ったために、遠く奥羽山系や胆沢平野が一望できました。
今日の作業は、明日25日にグスコーブドリの会の人達40名ほどが五輪峠を訪ねてくるというので、急遽10名で2M以上も伸びたイタドリを刈りとりました。次に、坂が急なので階段を作ろうということになり、千田正文さんからいただいた間伐材で苦労しながら手作り感いっぱいの階段が完成!素人の集団にしては良くできていて、青春時代に味わったある種の達成感を感じました。
周囲をよく見ると不法投棄のガラス、空き缶、サッシ等が沢山あり、みんなできれいに整理。なんと軽トラ一台分。環境部長の佐藤信雄さんが責任をもって全て処理するということで、部長宅前のゴミ集積所まで運びましたが、悪い人はいるものですね。
悪い人にはならないようにしましょう!すがすがしい気分でした。
25日午後4時過ぎにグスコーブドリの会の人達が五輪峠を訪れて、宮沢賢治の歩いた五輪街道に取り付けた階段を喜んでおりてくれました。苦労が報われた時でした。
旧五輪峠刈り払い
5月5日例年は年に一度の春祭り。しかし、東日本大震災のため中止。それならということで、賢治研究家からの要望もあり、賢治街道の再生に取り組みました。7月25日(月)には全国の賢治研究家の人達が五輪峠を訪れるそうです。
今年は大内沢の人達が「俺たちの地域だもの」と応援してくれました。多謝!
今年も松の木20本ほど雪で倒れていて大変でしたが、さすが山村で生きているだけに、文句も言わずにやってくれました。作業途中「まむし」を捕まえた人がいて、反省会には「焼きマムシ」を肴に楽しい宴になりました。女性は逃げ回っていました。