「山と川を守る」取り組み30

ねらい:保水力のある広葉樹を植え、水害を抑え、色んな魚の生息できる水量の多い川にしよう。

北上山地南部でブナの原生林が残っている所はほとんどない。しかし、「種山ヶ原」の西側に位置する大森山と笹野田地区にわずかにブナ林が存在する。5年前に人首小学校の1・2年生と笹野田にブナの実拾いに行って、その実を植えたら、見事に芽が出ました。
しかし、それからが大変でした。虫がついたり、水やりを忘れたりで、一向に生長しません。今年から、プランターではなく、山際の野原を借りて、植えることにしました。来年から、楢の木にも挑戦しようと、子ども達を案内するために、種山ヶ原周辺のどんぐり調査をしましたが、全く見つかりませんでした。多分鹿等のえさになっていると思う。むしろ町場で見つかった。鶴田清さんもいっぱい見つけてくれた。

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第5回星の楽校

12月8日奥州宇宙遊学館で行われた、クリスマスコンサートと星空観望会「スバルの星を数えてみよう」に15名が参加。ポラーノ室内合奏団がクリスマスソングを中心に演奏。とても素晴らしかった。しかし、雪が降り、観望会は断念。しかし、最後に願いを込め「星に願いを」を演奏してくれたのですが、外に出ると星がきらめいてきました。しかし、後の祭りだ、残念。帰路、車を止めて夜空を見た。きれいな星空でした。スバルもキラキラ輝いていました。

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講話会「日本の文学を守った人―佐伯郁郎」

10月26日午後6時から人首文庫において標記講話会を開催し、佐伯郁郎(本名慎一・米里出身)先生の生き方についてお話をしていただきました。村山氏はこれまで人首文庫を訪れ、佐伯郁郎の生涯を研究し、昨年度千代田区図書館で企画展「文学のわかる検察官―佐伯郁郎について」を4ケ月間開催しました。今回村山先生が盛岡で開催される研究会に出席する途中、人首文庫を訪れるということで、講話会をお願いしたところ快くお引き受けいただきました。

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女流義太夫を聴く会

10月6日午後2時から「人首文庫」で「義太夫を聴く会」が開催されました。重要無形文化財指定の女流義太夫24名の内の2名 竹本越孝氏、三味線・鶴澤寛也が来られ、義太夫についての解説を入れながら二つの演目を上演していただきました。その話に涙を流す方もおられ、皆さんすっかり聞きほれていました。初めて義太夫を聴く方が多く、忘れられない一日になりました。
主催していただいた「長寿を祝う会」吉田毅さん、門脇生男さんに感謝申し上げます。

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秋の「蓮華つつじと野芝を守る」を守る取り組み

秋は物見山駐車場周辺の草刈りと「賢治の森」の整備を実施。60年も前は全体が野芝で物見山まで裸足で行けたという。しかし、戦争も終わって馬の放牧もなくなり、牛に代わってしまった。馬は草を食べるが、蓮華つつじを絶対に食べない。そのために、種山ケ原には蓮華つつじがいっぱい咲いていたという。野芝も馬と牛では草の食み方が異なるので、牧場の野芝の状態も変化し、やがて牧草に代わっていった。牛の放牧の数も減り、自然に種山ケ原には灌木が生え、松の木が周りを覆うようになってきた。「賢治の森」も松に覆われ、物見山が見えなくなり、8年前の吹雪く中みんなで切り倒し、視界が開けた。

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