秋は物見山駐車場周辺の草刈りと「賢治の森」の整備を実施。60年も前は全体が野芝で物見山まで裸足で行けたという。しかし、戦争も終わって馬の放牧もなくなり、牛に代わってしまった。馬は草を食べるが、蓮華つつじを絶対に食べない。そのために、種山ケ原には蓮華つつじがいっぱい咲いていたという。野芝も馬と牛では草の食み方が異なるので、牧場の野芝の状態も変化し、やがて牧草に代わっていった。牛の放牧の数も減り、自然に種山ケ原には灌木が生え、松の木が周りを覆うようになってきた。「賢治の森」も松に覆われ、物見山が見えなくなり、8年前の吹雪く中みんなで切り倒し、視界が開けた。
続きを見る>>秋の「蓮華つつじと野芝を守る」を守る取り組み