「種山ヶ原はいま⑲」

 東菊・レンゲツツジに代わり、ヤマユリ・アヤメ・ウバユリ・山アジサイが咲き、種山ヶ原も夏に入ろうとしています。山アジサイの花の色は「澄んだ青い空の色」で格別です。やがてピンクになってきますが。
若い鹿にも角が生え始め、かっこうつけて闊歩しています。困ったのはイノシシです。ヤマユリの根を掘って食べています。人間が食べてもおいしいのだから分かるのですが……。でも、なぜウバユリの根は食べないのでしょう。
 賢治の森に行く途中の大森林道に毎年モリアオガエルが産卵する。それもイタドリの葉っぱである。確かにイタドリは3m以上になるから安心なのだろう。しかし、その下の水たまりは、いつ枯れるかわからないのです。でもどうにか生きている。野生は強い。

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種山ヶ原はいま⑯

種山ヶ原は動き出しました!
4月20日 駐車場入口の舗装補修工事
千田強さんの指導で、千葉光紀さん、千田義一さん、山崎が作業。レミファルトが足りず、十分ではありませんでしたが、しばらくは楽に出入りできると思います。お花畑までの雨で決壊した道路の一部も、㈱及修土木さんから提供していただいた砕石で補修を始めました。

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種山ヶ原は今⑮ 種山ヶ原を訪れた人々 7

「藤城 清治」 影絵、切り絵作家

略歴
1924年(大正13年)東京生まれ 慶応義塾大学経済学部卒
NHK専属の影絵作家として活躍し、作品集多数出版
紫綬褒章受章 勲4等旭日小綬章 宮沢賢治賞 金のリンゴ賞等

2011年3・11東日本大震災後、NHKロケで被災地を訪ね、その様子をスケッチ。その時に宮沢賢治作品の「風の又三郎」の学校と言われている旧木細工小・中学校を訪れ、その足で「種山ヶ原」を訪ねています。
その時の作品が「藤城清治の旅する影絵・日本」(2013年発刊)の中に「『9月1日の朝 谷川の岸の小学校』と『7疋の馬を追いかける子ども』」
の2点が掲載され、地元の者としてとても誇らしく思いました。

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